おすすめ記事

【SE仕事術】手戻りが多い人の特徴|開発前に確認すべきこと

手戻り 多い 人

開発が終わったと思ったのに、仕様漏れや設計ミスで作り直しになる。こうした「手戻り」が多いと、残業は増え、評価も伸びません。忙しいわりに成果が出ない状態に陥りやすいのがこのパターンです。

結論として、手戻りが多い原因は「実装力」ではなく「着手前の確認不足」にあります。開発前にどこまで解像度を上げられるかで、その後の効率は大きく変わります。

残業を減らすテクニックについては以下記事でも紹介していますので合わせてご確認ください。

【SE仕事術】残業を減らす方法7選|毎日定時で帰るための実践ルール

手戻りが多い人の共通点

まず、なぜ手戻りが発生するのかを整理します。実務でよく見るのは次のようなケースです。

仕様を完全に理解しないまま着手する人は、後から認識ズレが発覚します。結果として、大きな修正が必要になります。

また、「とりあえず作ってみる」スタンスも危険です。小さく試すのは有効ですが、前提が曖昧なまま進めると無駄な作業が増えます。

さらに、影響範囲を考えない人も手戻りが増えやすいです。一箇所の修正が他の機能に波及し、結果として複数箇所を直すことになります。

開発前に確認すべきこと

手戻りを減らすには、開発前のチェックがすべてと言っても過言ではありません。ポイントは3つです。

①仕様の解像度を上げる

仕様書を読むだけでなく、「この処理はなぜ必要か」を理解することが重要です。

入力条件、異常系、境界値までイメージできているかを確認します。曖昧な部分があれば、必ず着手前に潰しておくべきです。

②影響範囲を洗い出す

変更対象だけでなく、「どこに影響が出るか」を先に考えます。

既存機能、バッチ処理、他システム連携など、影響が出そうな箇所をリストアップするだけでも手戻りは大きく減ります。

③完成形をイメージする

完成後の状態を具体的に描けているかが重要です。

画面、データ、ログ、エラー処理まで含めて「どう動くか」を頭の中でシミュレーションします。この工程を省くと、実装後に抜け漏れが見つかります。

手戻りを減らす実践テクニック

意識だけでなく、具体的なやり方も重要です。

まず、実装前に簡単なメモでもいいので設計を書き出します。処理フローを整理するだけで、抜け漏れに気づきやすくなります。

次に、レビューを早い段階で入れることです。コードレビューではなく、設計レビューの段階で指摘をもらう方がコストは圧倒的に低くなります。

最後に、小さく作って確認することです。ただし前提を固めた上での小分け開発でないと意味がありません。

管理人の実体験

自分も以前は「とりあえず作る」タイプでした。その結果、テスト工程で仕様漏れが発覚し、大きな手戻りになることが何度もありました。

改善したのは、開発前に30分でもいいので考える時間を取るようにしたことです。仕様の確認と影響範囲の整理をするだけで、後工程の修正は明らかに減りました。

結果として作業時間は短くなり、レビューでも指摘が減り、評価も安定しました。

まとめ

手戻りが多い原因は、スキル不足ではなく準備不足です。開発前にどれだけ考えられるかが、そのまま成果に直結します。

仕様の理解、影響範囲の整理、完成形のイメージ。この3つを徹底するだけで、手戻りは大きく減らせます。

忙しい人ほど、最初に時間を使う。この意識を持つだけで、仕事の進み方は確実に変わります。

▶Amazonで手戻りについての書籍を購入
手戻りなしの要件定義実践マニュアル[増補改訂版]

仕事

Posted by crouch0202